四十三番札所 大安寺(下田市四丁目)

伊豆八十八ヶ所霊場ガイド

四十三番札所 大安寺(下田市四丁目)

はるばると登りておがむ仏世尊御世安楽を祈りこそすれ

四十三番札所 大安寺(下田市四丁目)

山号 乳峰山
曹洞宗
草創 不明
本尊 釈迦如来

創立年代は不明。創建当時は因善寺と称し、真言宗であった。天正十八年 (1590)僧、寂用英順が二世となり、曹洞宗に改宗と伝えられる。山号の乳峰山は、裏山の形状が乳房に似ている事から付けられた。

四十三番札所 大安寺(下田市四丁目)

薩摩十六烈士の墓(下田市指定史蹟)が建立されている。貞享五年(1688)3月、日向国佐土原藩主が将軍家御用材を江戸へ送る途中、遠州灘で嵐に遭い、積荷の一部を海に捨てて危うく遭難を逃れ下田に入港した。しかし御用材を捨てた責任を取り、乗組員16名は3名の武士を含め15歳の少年七蔵まで全員が切腹。大安寺に埋葬された。船に残っていた柘の木は寺に寄進され、本堂の柱になっている。

四十三番札所 大安寺(下田市四丁目)

その他、幕末開港時のペリー艦隊の入港中(1854)当寺において米人が遊女を写真にとっている錦絵が保存されている。境内から清水が豊富に涌き出ており、町の水道源として利用された時期もあった。

ラジオ伊豆八十八か所巡礼

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