五十九番札所 海蔵寺(南伊豆町入間)

伊豆八十八ヶ所霊場ガイド

五十九番札所 海蔵寺(南伊豆町入間)

三つの会のその暁はとおくとも波にいるまの月をながめむ

五十九番札所 海蔵寺

山号 瑞雲山
臨済宗(建長寺・末)
草創・不明 

開創年代は不明で、南伊豆の中木地区に天台宗の寺としてあったものを、1532-55(天文年中)臨済宗に改宗し現在地に移転した。
通称「お多福寺」と言われ、その名の通り境内にはお多福さんの石像がそこここにある。

五十九番札所 海蔵寺

本堂に本尊・弥勒菩薩坐像、脇立に達磨大師、大権修理菩薩像が安置されている。本尊・弥勒菩薩坐像は行基作。脇室の厨子内の秘仏十一面観音立像は頭上に十一面を配し、奥行き豊かな一木彫りの平安後期の古仏である。

五十九番札所 海蔵寺

境内には、明治7年(1874)、入間沖で座礁沈没したフランスマルセーユ港郵便船ニール号の遭難者招魂碑がある。ニール号は入間沖で風浪座礁転覆して行方不明者55名、収容遺体31名と記録されている。村民は手厚く寺に葬ったという。現在の塔は、昭和 54年(1979)に復元したもの。ニール号にはウィーンで開かれた第一回万国博覧会に日本が出品展示した荷が積まれていたことが判っている。お宝は海の中なのだろうか・・・?

伊豆八十八ヶ所五十九番札所・伊豆横道三十番札所・伊豆七福神 4番札所を兼ねている。

ラジオ伊豆八十八か所巡礼

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