七十五番札所 天然寺(松崎町岩科北)

伊豆八十八ヶ所霊場ガイド

七十五番札所 天然寺(松崎町岩科北)

つくらずとおのずからなる天然寺弥陀の誓いをなんといわしな

七十五番札所 天然寺

山号 岩科山
浄土宗(増上寺・末)
草創・1468(応仁二年)

僧・雲誉が草創、宝永二年 (1705)8月の大洪水で流失、宝永六年(1709)再建。 本堂内には、鎌倉時代の地蔵尊像、室町時代の不動明王像、その他多数の仏像がある。歴史上非常に貴重な古文書が数多く所蔵されており、毎年1回、境内の土蔵から運び出して虫干しが行なわれる。

七十五番札所 天然寺

天正十八年(1590)の秀吉の掟書が残っている。小田原の北条氏を滅ぼすため都を発った豊臣秀吉の軍勢は、清水港から船団を組んで松崎港経由し下田に向う。天然寺は秀吉軍の集結場所となった。秀吉が軍の規律を保ち、同時に住民の人心安定を狙って発した掟書である。その他、慶長三年(1598)に記録された「豆州西浦岩科江之御縄水張」、黒船の外国人が岩科にきた場合の心得を書いた文書など、その数は1,000点余。山岡鉄舟の書もある。
重文・岩科学校旧館は天然寺の隣で資料館となってる。一見の価値あり。

ラジオ伊豆八十八か所巡礼

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