八十五番札所 大聖寺(西伊豆町安良里)

伊豆八十八ヶ所霊場ガイド

八十五番札所 大聖寺(西伊豆町安良里)

波風の荒れて常なき苦の海を法のみ船の渡す彼の岸

八十五番札所 大聖寺(西伊豆町安良里)

石段を登った高台に本堂が在る。本堂天井の龍の彫刻が印象的。細い石段の脇にはいくつも不動明王の石像が建ち威厳を放っている。境内からは安良里の村が一望でき、安良港が望める。冬は梅が、春は桜が美しく咲く苔生した風情ある古刹で、いかにも霊験あらたかな雰囲気を醸し出している。現在も漁業関係者、海運業関係者から深い信仰を受けている。

八十五番札所 大聖寺(西伊豆町安良里)

御由緒としては文覚上人の伝説がある。聖徳太師の作と言われている本尊・不動明王像は、文覚上人の護持仏だった。治承3年上人は、故あって伊豆に配流される。途中、海路遠州灘で大暴風雨に遭い、危うく難破しようとした時、尊像に祈念し、無事、伊豆到着したと言われている。

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